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【DTM/音作り】実は簡単。ソフトシンセの音作りを3ステップで解説【初心者向け】

今回はソフトシンセ(ソフトシンセサイザー)の音作りワークフローをご紹介します。

シンセに関しては私も未だによくわからんですが、一応初心者は脱したかなと。

 

いろいろ複雑に見えるソフトシンセですが、細々としたエフェクター要素のツマミが多いってだけで、実は基本はすごくシンプルなんですよね。

 

この記事を読めば、シンセの基本的な構造が理解できるので基本的な音作りはできるようになるのではないかと。あとプリセットの音をもっと自分好みにすることも可能かと。

 

ちなみに私はNative Instruments社のソフトシンセMassiveをよく使ってるので基本はMassiveで解説していきます。

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今回解説するのはウェーブテーブルシンセとアナログシンセの音作り

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まず、一口にソフトシンセといっても様々な種類があります。

 

今回解説するのは、ソフトシンセの中でもウェーブテーブルシンセアナログシンセの音作りとなります。

 

ウェーブテーブルシンセやアナログシンセは、最近EDMとかダンスミュージックとかに使われるいかにもな電子音が鳴ってツマミが死ぬほどついてるシンセサイザーのことです(雑な解説)

 

例えば、ソフトシンセの中だとSerumとかMassiveとかSylenth1とかが人気。

 

ウェーブテーブルシンセとアナログシンセは厳密には違うのですが、基本的に音の作り方は同じなのでまとめて解説します。

 

今回解説しないシンセ

ちなみに、FM音源シンセの作り方は私自身もよくわかってないしちょっと違うっぽいのでこの記事を読んでも参考になりませんので注意。

 

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これはNative Instruments社のFM音源方式シンセのFM8。未だによくわからん

あと、PCM方式のシンセも解説しません。PCM方式とはいわゆる音をサンプリングしてデジタル化すること。

ピアノやギター、パーカッションなど様々な音を「読み出す」PCM方式のデジタルシンセ(CubaseだとHALion Sonic SEみたいなやつ)の使い方の解説ではありませんので注意。

 

まあ、厳密に言うとHALion Sonic SEはウェーブテーブルシンセを読み込めたり他にも色々できるんだけど…話が複雑化するのでやめときます。

 

準備:まずは基本の4つの波形を覚える

シンセの音作りは基本、波形を選んであーだこーだしていく作業となります。

 

まずは、音作りの基本である4つの波形を頭に入れます。

 

4つの波形は以下の通り。

 

①サイン波(Sine Wave):柔らかいPAD音等

②三角波(Triangle Wave):PAD音等

③矩形派(Square Wave):ファミコンのピコピコ音等

④ノコギリ波(SawTooth Wave) :リードシンセ、ブリブリのベース、PAD音等

 

柔らかい順に並べてあります。①のサイン波が最も柔らかい音で、④のノコギリ波が最も強そうな音になります。

 

図解するとこんな感じ。 

 

つべこべ言わず、これら4つの波形と名前、音は丸暗記しましょう。

 

①オシレーターで波形を選ぶ

 では実際に音作りの解説を行っていきます。

 

シンセでは、オシレーターという場所で波形を作ります。オシレーターは発振器と言われたりもします。

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Massiveのオシレーターはここ

 

 

最近のソフトシンセは、オシレーターが3つくらいあることが多いです。

 

3つオシレーターがある、ということはつまり3つの波形を重ねられるって意味です。って考えると音作りってほんと無限大なわけです。

 

シンセ=箱だと例えると、箱の中に入ったにゃんこの声帯=オシレーターです。オシレーターが3つのシンセは、箱の中ににゃんこが3匹入っているのと同じこと。(謎のたとえ)

 

というわけで、まずはオシレーターで、先ほどの4つの波形の中から好きな波形を選びます。

 

例:実際のオシレーターから波形を選ぶ

オシレーターはだいたい、シンセの半分より左側にあります。文章と同じく、左→右の順で音を作ってく的な発想なのでしょうね。

 

Massiveの場合はオシレーターの中で2つの波形を組み合わせたり、さらにたくさんの波形を選ぶことができるんですが、基本は4つの波形をまず覚えるのが一番大事。

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Massiveはここをクリックしたらズラッと波形が出てきますが基本は4波形から選ぶと楽

※Massiveの場合は「Square - Saw」となってますが、これは矩形派とノコギリ波の2つの波形を混ぜられますよ、という意味。ツマミでどっちの波形の成分を多めにするか選べます。

 

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こちらはCubase内蔵のシンセRetrologue。選べる波形が基本の4つしかないのでとても楽。


 

 

②エンベロープをいじる

 エンベロープは、発音の長さをや強さを決める場所。

人の声で例えると、「あっ」「あ」「あー」「あーーーーー」のどれで発音するかを決める場所って感じです。

 

こんな風に波形になってることもあれば

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普通のツマミ状になってることもあります。

 

 

 

 

 

③重ねたり、ピッチ変更したり、エフェクト、LFO類で装飾

基本的な音作りは①と②で終了なんです。びっくりするくらい簡単です。

 

あとは、オシレーターをもう1つ2つと使って音を重ねたり、ピッチのツマミで音程を変更したり、エフェクトを追加したり、フィルター(要はEQ)いじったりLFOでトレモロ感を出したり…といった装飾的な作業になります。

各ツマミの場所とかは1つずつ地道に覚えていくだけ。

 

LFOがよくわからん、って人に説明すると、人の耳では聞こえないような超低い周波数を発して波形に変化を加える装置のこと。「ワンワンワン」とか「ビビビビビビビ」みたいにトレモロ効果を出すことができます。

 

まあ基本は波形選んでエンベロープいじれたらあとは装飾、と考えとくと楽です。

 

おまけ:シンセではノイズも作れるよ

ウェーブテーブルシンセやアナログシンセでは、ノイズを作ることもできます。いわゆるノイズオシレーターといって、ノイズ専用のオシレーターがあるのです。

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Massiveのノイズオシレーターはここ

 

通常のオシレーターに重ねて悪そうなシンセの音にしたり、逆に通常のオシレーターを切ってノイズオシレーターだけオンにして、「サー」というホワイトノイズとか効果音を作ることも可能。

ノイズオシレーターはたいてい通常のオシレーターと同じ並びにあります。

 

まとめ

ということで、シンセの超基礎的な音作り解説は以上となります。変な例えが多かったかもですが、誰かの参考になれば幸いです。