今更だけど暗殺教室

超今更ですが暗殺教室を読みました。

 

実は連載が始まった当初おもしろいなーって読んでいたのですがそのまま数年忘れてしまい今の今までちゃんと読んでなかったんですよね。

 

基本、物語を覚えてられない残念な脳みそなので、最初はおもしろいなーって読んでても一度なんかのきっかけで遠ざかってしまうと

話や登場人物の名前をすっかり忘れてしまい、また一から全部読み直さなきゃ→めんどいから完結してから読むか

っと考えてしまうんですよね…。リアルタイムで読むのが楽しいのはもちろんわかってるんですが。

 

 

んで、暗殺教室も一度は遠ざかったものの面白いのはもうわかってるし、完結しているとのことで今回数年ぶりに1巻から読んでみました。

 

ちなみに、暗殺教室を全く知らない人のためにあらすじをざっくり説明すると、

「突如現れた謎のタコみたいな生物の先生(殺せんせー)を、成績が悪かったり素行不良な生徒たちを集めた3年E組の生徒達が、地球を救うために先生を暗殺する」

というお話です。

 

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

 

 

全21巻あっという間でした。

さいこーにおもしろかったです。

ひさびさに漫画で泣いた😭

殺せんせーのおかげで、落ちこぼれ生徒たちが成長してくのがほんと感動する😭

 

作者の松井優征さんのインタビューやwiki、あとがきとか見てみると、「生徒達が一斉に先生に銃を突きつけるシーン」ってのがとにかく一番最初に頭に思い浮かんだもので、生徒達が成長してく的なテーマは後付でできたものっぽいのですが、この「弱者の生存戦略」がとにかく深い。

メインテーマでは無いと思いますが、とにかく殺せんせーの台詞に感銘受けまくりました。

 

君達はこの先の人生で…強大な社会の流れに邪魔をされて望んだ結果が出せない事が必ずあります

その時 社会に対して原因を求めてはいけません

社会を否定してはいけません

それは率直に言って時間の無駄です

そういう時は「世の中そんなもんだ」…と悔しい気持ちをなんとかやり過ごして下さい

やり過ごした後で考えるんです

社会の激流が自分を翻弄するならば…

その中で自分はどうやって泳いでいくべきかを

 出典:暗殺教室 20巻

 

いつも正面から立ち向かわなくていい

避難しても隠れてもいい

反則でなければ奇襲してもいい

常識外れの武器を使ってもいい

殺る気を持って焦らず腐らず試行錯誤を繰り返せば…いつか必ず素晴らしい結果がついてきます

 出典:暗殺教室 20巻

 

居場所を失うことは新天地への扉が開く事でもあるんですよ

君にも必ず新天地がある

前に泳いで行きさえすれば

 

 出典:暗殺教室 21巻

 

とかとか。

他にもたくさん名言ありました。

 

なんかさ、ほんと、殺せんせーの台詞がいちいち響くのよ。

上っ面な言葉じゃなく、きっと作者の経験を通して生まれた言葉なんだなあ、って響くの。

んで、実際あとがきで、生徒にアドバイスする殺せんせーの台詞は作者の松井優征さんが漫画業界での自分の経験を元にしたと書いてました。納得。

 

 

数年前までは

へこむこととかムカつくこととかあったら、そこに過剰に反応して社会に怒っていた気がするわ。無駄に正攻法に固執したり。でも、殺せんせーの言うとおり、そこに怒ってもなんの意味も無いんだよね。ほんっと時間の無駄。

 

嫌なこと=悪

 

って思ってて、正面からどうにかしようと足掻いていた気がするのです。

 

最近は、

嫌だと感じる→他に道があるということ

 

と、なんとなーくだけど気付けるようになってきた。

 

殺せんせーの言葉を借りるなら、

 

嫌だと感じる→新天地があるということ。

もっと自分に合う場所、人、仕事、ものがあるということ。

「弱点があること=✕」ではないということ。

 

ついつい

嫌なことがあると、こんなことで辛いと思ってはダメだ。周りに合わせなければ。っとか自分を否定したりしてしまうけど

今では嫌な感情も、新天地に気付くための大事なギフトだなあと思えるようになりました。

嬉しい感情も嫌な感情もどっちも大事だなーって。

 

 

 

私がなんとなーく感じていたことを、うまいこと言語化してくれたこの暗殺教室。

わたしが勧めるまでもなく評価が高く有名な作品ですが、まだ読んだことないという方はぜひ。本当におすすめ。

そして終わり方もジャンプ漫画のくせにとても綺麗。

終わり方が綺麗な漫画はとても好きです。

ちなみにギャグ部分は呼吸が苦しくなるくらいめっちゃ笑いました。

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)