楽をするためじゃない

まだまだフジリュー熱が続いております。

封神演義の頃から、というかデビュー作からフジリューの絵ってすごかったのですが、フジリュー作品、毎回新作の度に絵がパワーアップしすぎなんですよね。

久しぶりに見るとどうなってんだこれ?実写?3D?CG?は?こんな絵見たことない!どうやって描いてるん!!!??ってなるんですよ。

今回の銀河英雄伝説でもそれは感じました。

銀河英雄伝説 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

最近のフジリュー作品はいかにもデジタル技術使いまくりです!って感じの絵なのですが、

普通、デジタル技術って楽するためにあるじゃないですか?

でも、フジリューはデジタル技術を単に楽するために使うんじゃなくて、誰も見たことないものを描こうとしてるんだなあ、もっとすごいもの描きたいんだなあ、っていうのが伝わってきます。いや本人じゃないのでわからないですけど。

とにかく、絵がいちいちめちゃくちゃ細かい。毎回驚かせられる。

 

いくらデジタルでも、この漫画ほんと描くの大変だろな…と思ってたら案の定主人公(↑の人)の髪のツヤを描くのに1カット1時間かかるとインタビューで言ってました…。おそろしや。

natalie.mu

 

私もついつい楽をすることばかり考えてしまいますが、やっぱりモノ作りする人間なので、「なんだこれ!?どうなってるん!??」みたいなものを生み出したい気持ちはある。でも、そういうの作るのって時間もかかるし集中力も要るし、とにかく大変。

そして週刊連載でそんなことやってしまうフジリューはやっぱり神…。

 

フジリューレベルの技術なら、テキトーに楽して描くだけでもそれなりにかっこいい漫画になるはずなのに、それをしない。

 

 

単に楽するだけじゃなく、その先に行かねばならぬなあとフジリュー漫画を読んでだいぶ戒められたのであった。