原美術館でもう1回「ソフィ・カル_最後のとき/最初のとき」をやって欲しい

フランスの現代美術家のソフィ・カルさんが好きです。現代美術家に関しては全くのちんぷんで会田誠さんと草間彌生さんくらいしか知らないのですが、そんな現代美術ドシロートでも楽しめるのがソフィ・カルさんの作品。昔、ソフィ・カルさんの展示に行った時に貰った展示の日本語訳を写メったやつを読んでて色々思い出したので色々書いてく。

 

原美術館の「最後のとき/最初のとき」の展示が超好きだった

 

 

現代美術が好きな人に原美術館がおすすめだよーって言われたのでまんま行ってみたんだけど、その時偶然やってたのがソフィ・カルさんの「最後のとき/最初のとき」っていう展示。本当に良かったなあ。ソフィ・カルさん自体全く知らないで、ただ原美術館を偵察に行っただけだったんだけど、この作品がほんっとーに良かった。もちろん原美術館の雰囲気も良かった。

ソフィ・カルさんとは?

基本、ソフィ・カルさんの作品は写真と文章を組み合わせた作品を作ってます。「最後のとき/最初のとき」ではビデオも流してたけど。

 

「最後のとき/最初のとき」とは

「最後のとき/最初のとき」では、失明した人たちを取材して、写真と文章で表現してく「最後に見たもの」っていう作品と、生まれて初めて海を見る人達のことを映像で表現する「海を見る」っていう作品の2つの展示を同時にやってました。

 

 

どちらの作品も1つの作品として独立してるんだけど、この2つの組み合わせがもうほんとに最高だった。「見る」っていうことを深く考えさせられます。

 

 

 

「最後に見たもの」では、ソフィ・カルさんが複数の盲目の人にインタビューをする形式で、それぞれ題名が付いててオムニバスストーリーみたいな感じになってます。事件で盲目になって残ったイメージが暗闇だけになってしまった人や、ある日突然盲目になって見えるものは光だけになってしまった人のエピソードが綴られてきます。

私が好きなエピソードは「盲目の人とソファ」。

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↑原美術館でもらった展示の日本語訳。

10.「盲目の人とソファ」

最後のイメージはありません。私は徐々に視力を失いました。しかし、残っているイメージがひとつあります。忘れかけているのですが、私には見ることのできない3人の子供が私を見ているのです。あなたが今まさに座っているその居間のソファに並んで座って。ソフィ・カル「最後に見たもの」より引用

こんなん…涙腺崩壊するに決まってんだろ!><本物の展示はこれに加えてでっかい写真があります。文章だけだといまいち伝わらないなあ…やっぱあの展示でもう一度見たい。「最後に見たもの」は、本にもなってるんだけど、本だと迫力に欠けるってゆーか…。あと、あの原美術館の雰囲気で、2つの展示を同時に見るからこそこみ上げてくるものがありましてですね、もう一度やって欲しいですほんとに。

 

 

本欲しいけど…

「最後に見たもの」が載ってる「Blind」っていう本が欲しい。

 

 

日本語じゃないけど、簡単な英語が分かる人なら問題無いかな?Amazonにも売ってる。

Sophie Calle: Blind

Sophie Calle: Blind

 

けど本高いしでかいし重い…良いと思うんだけどね…。日本語訳付きの電子書籍だったら絶対買うのに…。重いものはあまり欲しくない…持ち歩いて読みたい。

 たしか原美術館で購入するなら確か日本語訳付いてたはず。→http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/jNaqxkSADUtdKW03i6ZC/

 

が!しかしやっぱり原美術館でもう一度展示を見たい(しつこい)というただのぼやきでした。