「東京タラレバ娘」は理不尽な現実を生きなければならぬ女への激励本

最近なにかと話題の東京タラレバ娘を読んでみましたよ。 読んでみた感想を書いていきまする。セリフを若干引用するのでネタバレが気になる方は読まないで!w

東京タラレバ娘(1)

東京タラレバ娘(1)

 

 

言い訳しがちな人におすすめ

これ、既婚の人も独身の人も、問題を他人のせいにしたり、先送りにしてなんだかんだいろんな問題に言い訳しがちな人は読んでてけっこう勉強になる。私もついついいろんな問題を他人のせいにしたり問題を先送りにしがちだけど、この漫画を読んでると、そんな自分ではイカン!っと元気もらえる。「◯◯したら、」「◯◯すれば」ついつい言ってしまうがな。結婚したいなら「いい男がいない…」とか言い訳してねーでさっさと男作る努力しろや!って感じですわな。

 

登場人物からの耳に痛いせりふ。 

いい歳して「痩せたら」だの「好きになれれば」だの何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな…

いやあほんと響きまね。ついつい脳内で「◯◯すればきっと…」って妄想してしまいがちですが、そんなん何の根拠もないよね。そんな妄想してるより他にすることあるはず。うん。

 

 

リアリティがありすぎるから響くw

なんか、生易しい言葉であなたなら大丈夫☆っていう生ぬるーい漫画じゃなくて、すごくリアリティのある漫画だから、言葉が一つ一つ染みわたるw

 

最後、あとがきに作者の東村アキコ先生の暖かいお言葉が。

 

私は別に「結婚したほうが絶対 絶対 幸せだよ☆」なんて みじんも思っとらんのです!!

 

「幸せ」っていうのは結婚なんかで得るものではなく 自分自身がこう…ね? わかるでしょ?自分の問題っつーか 結婚してても不幸せな人だって いっぱいいるし!!

 

 

あらすじとか読んでるとアラサー独身を攻撃するような内容に見えるのですがwやっぱり作者の方はそういう人たちに本気でブチ切れてるわけではなく、ちゃんと愛があるんだなーって思った。

別に結婚を推奨するような漫画でもないし、著者の方が結婚をしているからって独身女性を見下したいという動機で描かれている漫画でもない、っていうのがちゃんと伝わってくる。

 

一歩間違えばただの独身女disになっちゃう漫画だけど、ぜんぜんそうはならなくて絶妙なバランスで描かれてる。

 

「もっと綺麗になれば

もっと仕事を頑張れば

もっと男ウケする服を着れば

もっと良い男に出会えれば

幸せになれるよ」

 

そんな非現実的な生易しい言葉で読者を安心させてはくれない。理不尽なことがいっぱいある現実を生きなければならぬアラサー女を、もっともっとリアリティのある言葉で応援してくれる。

 

ちゃんと、女の人生を激励してくれる漫画なのであった。

ギャグとかも超おもしろいです。電子書籍で簡単に読めるのでぜひー。Kindleだと冒頭試し読みできます。

東京タラレバ娘(1)

東京タラレバ娘(1)